「明るく」の意味には、ポジティブや朗らか、楽しいと言った意味も当然あります。
しかし、例えば仕事の料金に対する透明性や、雇用時の待遇など、社外の皆様が抱かれる不安に対しての「明るさ」を特に重視したいと考えております。
社員やお客様、取引先様が明るく楽しく日々を笑顔で過ごせること。
あくまでもそれが第一だと考えます。
澄んでいない心で、社会に貢献する事は難しいと思います。 自らも楽しみながら、少しずつ、小さな事からでも、社会貢献のマインドが根付いた企業でありたいと思っております。
「ピクセルに関わっていると、なんか楽しい」
たくさんの人に、そう言っていただける企業を目指します。
「ものづくりの日本」
なんて言葉が数年前から聞こえ、一人歩きしている気がします。
しかし様々なモノづくりのシェアが、他の国に奪われているのが現実です。
また、これまでの産業の歴史を紐解くと分かるように、日本、日本人はゼロからモノを生み出す事は、決して得意ではありません。
ゲーム &ウォッチの産みの親でもある横井軍平氏による、以下のような言葉があります。
"枯れた技術の水平思考"
この言葉が指す「枯れた技術」とは、「最先端の技術ではないけれど、すでにノウハウもあり、安定して使える技術」のことであり、「水平思考」とは、考え方の方向性を変えて、新しい使い道を考えると言う事です。
それこそが、高度成長期の日本を支えた、本来の得意技ではないでしょうか?
すでに「モノ」は十分過ぎるほどに溢れた社会です。
モノづくりは視点を変え、「足るを知る」事も視野に入れ、考え直す時期に来ている、いえ、とうの昔に到達しているように思います。
これまでも様々な方々が警鐘を鳴らしたように、新しいモノを産み出すため、全ての企業や社会が終わりなき競争の中に身を置き、不毛な時間を浪費しています。
「古いものは全て良い」とは言いませんし、新しい技術を否定する気もありません。
しかし、古いものと新しいものが出会う事で創造出来る、まだ見ぬ価値はまだまだたくさんあると思います。
新しい価値の創造のため、古きを知る、基礎を知る事はとても意義のある事です。
「文化としてのゲーム」
「アートとしてのゲーム」
「レトロゲーム=ゲーム業界のクラシック、としての位置づけ」
常にこの理念を掲げ、ゲーム文化の繋ぎ手と言うポジションで奔走して行く所存です。
イベントやWEB、ゲームなどの事業を通じて様々な機会や可能性、体験を創出することこそ弊社のビジョンであり、日本らしいクリエイティブが新しいステージに進んで行くことを目指し、少しでもそこに貢献出来ること。
それが私どもの最終的なミッションです。
株式会社ピクセル代表取締役
佐々木英州(ささきひでくに)